山崎浩自主制作本と世界情勢

山崎浩

ぼくらが子供のころ、オイルショックの影響で諸物価が上昇し、紙の値上がりからマンガ雑誌が薄くなるということがありました。
イランの核問題の影響(というより、それに便乗したマネーゲームじゃないかと思っていますが…)の原油価格の上昇の影響はちょっとした部分にも出てきています。
たとえば、ワンダーワンダー&山崎浩プロジェクトでは、傷みやすい本をビニール包装(正確にはクリスタルパックという製品)していますが、前々から値上げの予告があったので、少し買い溜めしていましたが、約3割価格上昇で、またあがりそうとのこと。まあ、うちの場合はコストに反映するほど大量には使わないので別にいいけど、重油の値上がりが輸送コストに反映したらと思うと頭が痛いですね。
さて、うちの場合、前述のクリスタルパック、封筒などの梱包具を板橋区役所の近くにはある専門の問屋で購入しています。
そのお店ではポップ用品もふんだんに売っていて、値札とか、見本誌のシールとか、新製品表示なんかもこのところよく使っています。
看板はkinkosで出力したものをラミネート加工、見本誌のカバーはとらのあなさんで売っているものを使っています。
即売会でよそのサークルさんを見ていると、手作りの陳列やPOPのうまさに気づかされます。
うちも少しでも目立たせて、手にとってもらおうと目論んではいるのですが、HIROSHIは少々不器用なので、どうしても市販の道具に頼らざるを得ないのが現状です。(実は昨年商品陳列の本を編集して、現在はPOPの本をやっているのですが、書いてあることは非常にわかりやすくもっともなことに感心するのですが、なかなかうまくまねできないものです)
困ったものです。

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