スクラッチの原画展

滝山団地のお祭りの日に、スクラッチ実行委員会にお邪魔して、山崎浩さんの展示の内容をつめてきました。
代表の松村さんと8時間近くかけて、展示する原画のセレクトにあたりました。
もともとの展示予定が7点なもので、B3サイズの原稿は除外してセレクトしたわけですが、事務所に持ち込んだ原稿はよく考えたら500枚近く(さすがに手元にあるすべての原稿を持っていくことは無理でした)。
すごい贅沢で有意義で楽しい作業で、かつ疲れましたね。
よい絵だと思っても他の作品とのバランスの問題で除外したものや、展示すると迫力が出ないものはやめたり、まあ限られたスペースでやる以上しようがないですよね。
結果的に当初の構想より多くの枚数を展示することになります。
現在予定している点数は、原画でA3を1枚、B4を14枚の合計15点。原寸大コピー展示が2作品分まるまるということになりそうです。
作品でいえば『ふしぎふしぎ』『ふるさと』『どきどき』『ガルダイヤ』『山猫先生の“物語”』『少年の時間(とき)』ということで、代表作がほぼ網羅できたなあと思っています。
児童文学の挿絵類が展示できないのが残念ですが、すごく少年系総合イベントにふさわしい内容の展示内容になるんじゃないかなあ。
18歳以上は来場禁止ですが、展示内容自体は全年齢向けです。
本来印刷前提に描かれた原稿ではありますが、再現しきれない魅力と迫力を堪能していただけたらと願っています。

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