溝の口時代の山崎浩さん

山崎浩

山崎さんは現在千葉県成田市在住です。
成田といっても空港近くでなく、初詣や節分の時期賑わう寺町といった風情です。
都心から2時間弱でずいぶん景色が様変わりします。
一方、『和紋』のシリーズや『ふしぎふしぎ』などの作品の舞台の多くは、川崎の溝の口周辺です。雑誌やインターネットで作品を大量に発表していた時期は、溝の口の高台の一軒家で暮らしていました。
猫が歩き回る造成された住宅地の階段、電車のカーブから覗いた農耕地、下作延のバス停(これはあったかどうか記憶していませんが、当時のや山崎さんの住所)、こういったものはすべて、南武線の津田山周辺をモチーフにしています。
山崎さんのお宅から見下ろした景色を見るたびに、ぼくも『ふしぎふしぎ』の登場人物になったような錯覚を覚えたものです。そう、特にあの“電気イカ”の群れは感激だったなあ。

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