山崎浩さんの近況

山崎浩

ワンダーワンダーや山崎浩プロジェクトの新刊の内容は、作者が知らないうちに決まり、いつの間にか本が出来上がります。
HIROSHIは通常は即売会1週間前、遅くとも即売会直後にデリバリーに成田詣でするわけですが、今回は超多忙でほとんど猫の街神保町に釘付けなので、エクスパックで、送付しました。
早速メールが来ていました。タイトルは今流行のフレーズ! そう「ヒロシです」。(古いか?)
早速電話して近況の情報を仕入れるとともに、イラスト入手の交渉。
(『ふしぎふしぎ』に使用するカラーイラストがそろそろ、ストック切れになるので、デザインも一苦労。一巻で奮発して、4点もイラストを使った反動です)
『ゆるやかな川の上より』のモノクロイラストはきっと原画が印刷以上に美しいはずだとにらみ、薄墨を使ったのかと質問すると、絵の具のほうが伸びがいいから絵の具で彩色したとか。本当はカラーでやりたかったんだとか…。
それで、和紙にいろいろ描いて遊んでいる。(山崎さんの祖父は山崎○○という雅号で日本画を描いていたことを思い出す…)
「今度そのイラスト使っていいですか?」「いいよ!」ふふ、イラストゲットだぜ! さらにもう一声、「確かここ数年の年賀状のイラスト描き下ろしてましたよね。使っていいのありますか?」「あげるよ」
ファンのみなさん、ご安心を! とりあえず、イラスト枯渇の危機はひとまず乗り切りました。『ふしぎふしぎ4』の刊行準備が始められそうです。
…とはいっても、来年の話。やっているほうにとってはあっという間なのですが、待つ側にとっては、鬼が笑うぐらい先の話でしょう。
ちなみに成田山は節分に力士が種蒔き…いや豆まきすることで有名です。
そう鬼と縁が深い場所であります。(笑)

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