山崎浩VS方向○痴

山崎浩

地図や羅針盤(コンパス)でNといえば北、方向のシンボルですね。
一方知人のN嬢は仲間うちでは方向○痴の代名詞みたいなもので、行きつけの喫茶店の場所の説明すらできないし、駅前の喫茶店の場所がわからないことすらある。
そこまでひどくはないけど、HIROSHIもあまり方向感覚はよくありません。
山崎さんはしょっちゅう足を運ぶぼくのためを思って、いろいろ脇道や近道を教えてくれます。
山崎さんからすれば、マンガで寄り道のおもしろさを描いてましたから、そんな感覚なのかもしれません。
でも、それがぼくのコンパスに狂いを生むのです。
昼間はよくても、暗がりになったりすると、とんでもない場所に迷い込んだりするわけです。
たとえば、溝の口時代は「崩落危険!」の看板がある場所に入り込んで、ちょっと肝を冷やしたり…。
成田ではランドマークにしていた中華料理屋があったんですが、通常の時期と正月のシーズンと価格がえらく違うので、別のお店と思い込んで迷ったこともありました。
山崎さんの仕事場は成田山の参道から山門の前を横切るように大回りすれば、いくらぼくでも迷わずに着けますが、裏道を知らないと所用時間が倍になります。
先日迷いかけたときは、遭遇した高校生の一団をランドマーク(?)にしました。近くの高校といえば、成田山
人の流れの逆をいけばいいんだと判断し、見事に到着。
その話を山崎さんは「方向○痴なりに勘が働くんだ」と妙に感心していました。(悔しい)
ここまで書いてて気づきました。定石をどんどん覚える山崎さんの碁とそれをすっ飛ばして勘だけで突っ走るぼくの碁。その違いが方向感覚にも出てるんじゃないかって…。
本当のことはわからないんだけど、「方向音○は囲碁打ちには向かないのかもしれない」という仮説がぼくの頭の中に生まれました。(笑)

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