山崎浩作幻の競争馬キャラ

山崎浩

もう時効ですから、こぼれ話をひとつ。八年ほど前、ある企業のオーナーが所有した競争馬が勝ち星を稼ぎ、人気になり、クレーンゲームの景品などにキャラクター化して使おうというプランが持ち上がり、山崎さんもプレゼンテーション用ラフを仕上げました。コミカルにデザインされた馬はかわいらしく、あとはコンペを待つのみでした。ところが、件の会社で社内がもめ、いつしかプランが立ち消えになり、ラフも代理店から戻らぬままでした! その後それに関わった編プロも倒産し、ラフの控えも失われたまま、まったくもったいない。

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