山崎浩氏“神の一手”を目指す!

山崎浩

少年時代、家業のおもちゃ屋さんで、いろいろおもちゃやゲームをゲットしたせいか、山崎さんは現在でも遊びやゲームが大好き!
その知識は『ゲーム開発物語』でも活かされたわけですが、近年はまっているのは囲碁です。ぼくも同様なんですが、マンガの『ヒカルの碁』にはまって、その後、ゲームボーイアドバンスの『ヒカルの碁2』で碁のルールを覚えたというわけです。ぼくは下手なりに子供のころ、将棋は覚えたのですが、囲碁は年寄りのものと決め付けていて、まったくやらなかったのですが、奥が深くインテリジェンスのある碁の魅力にすっかりはまってしまいました。
ビデオゲームの進化はこの手のシンプルなボードゲームのAIの賢さでもよくわかるんですけどね。感激!
一時期、ぼくと山崎さんの会話は、「和谷がどうした!」「フクは楽勝」などと、院生ならともかく、40前後の大人の会話とは言いがたいやりとりが、繰り返されました。
ふたりとも「伊角さんが…」なんて、作中では二十歳前後の若者に、一目置く呼びかたをしてましたっけ…。
おまけの碁石集めも落ち着いた山崎さんは、碁盤を用意し、「ふふふ、指導碁を打ってあげよう」と余裕尺尺。本物の板だと、油断をついて、山崎さんに一泡吹かせるも、テレビゲームで対戦すると、盤面くまなくチェックしやすいのか、隙がまったくなくなります。
何はともあれ、囲碁の食わずぎらいを直してくれた、進藤ヒカル君には感謝しないといけないなどと考えています。

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