山崎浩プロジェクトとワンダーワンダー

山崎浩

現在、山崎浩さんの作品の自主制作本は、ワンダーワンダーと山崎浩プロジェクトのふたつのブランドで作っています。
そもそもサークル名を決めるとき、山崎さんは「任せた! 好きにしていいよ」ということで、山猫先生にちなんで「山崎先生の“物語”」(笑)にでもしようかとも思ったのですが、作者本人以上にぼくらも名乗るのが気恥ずかしい。
そこで、代表作『ふしぎふしぎ』から「ワンダーワンダー」(最初はワンダー2)というネーミングになりました。即売会初参加は『どきどき』でしたから、「ハートビート」のほうが、よかったかもしれません。
安易に決まったネーミングですが、大体即売会のカタログのサークル索引でほぼ終わりに入るので、目立つのでけっこう気に入っています。
最近ようやく、山崎浩作品の自主制作のことが知られてきたのですが、毎回のように「山崎浩さんのサークル(正確には少し違う)があるとは知りませんでした」とブースでいわれるところを見ると、山崎浩=ワンダーワンダーと意外に知られていない。まだPRが必要かな…でも、いつも出ているイベントでサークル名を変えると混乱を招くだろうし…というわけで、山崎さんの名前を前面に出して(ネーミングは某ニュースキャスターの個人事務所にあやかって)別の代表者による新サークル「山崎浩プロジェクト」を立ち上げました。
新規のイベントの出展はそちら名義にしています。
お気づきかもしれませんが、ふたつのブランドの本は違う傾向のものです。
現時点で、ワンダーワンダーは山崎さんの単行本未収録作品、山崎浩プロジェクトは単行本未収録にこだわらずオールカラーの作品という色分けです。
今後原則と異なるケースも出てくるでしょうけど、そのときはまた、気楽に決めようと思っています。

メールフォーム