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山崎浩

作家にとっては、描き上げたり、本にまとめた時点で作品は完成する。
でも、他人が読むことを前提に描かれた商業作品や、たとえ趣味で描いても本にまとめられたのなら、それでは終わらない。
読み手のもとにたどり着いた時点で完成する。
こんなメッセージを伝えたい、読者に楽しんでもらいたい…思いはいろいろ。
受けての好みや考えかたによって、自分たちだけのものではなくなっている。
作品を読者のもとによい形で届けることがぼくの願いだけど。
他人の受けとめかたには内心で疑問符をつけても、よほどな中傷でもない限り関知しない。
たぶん、これが正しい創作のありかたなんだろうと、HIROSHIは思っている。
作品のどこが読み手の琴線をくすぐるか、作者には完全にコントロールすることは不可能だ。
読み手が費やしたものの対価は誰にも購えない。
最近いただいたトラックバックに関する管理人の公式コメントはこんなところです。
なるほどとは思うし、個人的には嬉しいけど…。

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