山崎浩ワールドと昭和レトロ

山崎浩

テレビアニメ『交響詩エウレカセブン』はいろいろと話題になっているようですね。
最初のエンディングの「秘密基地」という歌はHIROSHIの感性にすごくマッチしています。というわけで、数年前からちょっとした昭和ノスタルジックというか、昭和レトロの小ブームでした。
この手のブームは平成初頭、あとは世紀の変わり目に大きな動きがありました。
バブルのころは余裕から、はじけてからは余裕のなさからくる懐古趣味だったような気がします。
テレビ東京系の「開運!なんでも鑑定団」なんて番組はロングでヒットしているし、なつかしフィギュア系、テーマパークでもナンジャタウンとか台場一丁目商店街、駄菓子屋横丁などが人気ですね。
CMでも坂口憲二さんがやっていたKIRIN「日本茶 玄米」とか、スタジオジブリがやっていたハウス食品のカレーやシチューのCMとか、虫さされのCMとかいっぱいありますね。
極めつけとなったのが映画『ALWAYS 三丁目の夕日』です。
原作は西岸良平さんのマンガ『三丁目の夕日』。
その流れで出版されたと思うんですが、最近コンビニで『昭和ノスタルジーコミック総集編ANYTIMEあの時代へ』(堀田かつひこ&かよ ほか著)なんて本を入手しました。
HIROSHIはもともと昭和の風景が好きで、この系統のマンガはけっこう好きです。
一色まことさんの「花田少年史」、福島聡さんの「少年少女」、草乃葉子さんの「チョコレット」(これも1巻で終わってしまったようですね)、大石まさるさんのマンガとか、こち亀の少年編…イラスト集なら「ふとふり返ると―近藤喜文画文集」とか、谷内六郎さんの画集…けっこうこの手のジャンルに位置する作品は多いですね.
山崎浩さんの「ふしぎふしぎ」や「どきどき」も同系統といっていいでしょう。
どこか出してくれる出版社はないかなーと本気で思っています。

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