山崎浩さんの『ほんとの気持ち』
山崎浩さんに関して国立国会図書館で調べていたとき『ほんとの気持ち』で1990年モーニング四季賞夏のコンテスト準入選ということがわかりました。聞いたことがない作品タイトル！ これは幻の作品か！？ この時期ならジュブナイルテイストの確立された時期だけに、発掘できたら…とわくわくしていたぼくですが、「そんな作品あったかなー」といまいちの手ごたえ。
先日、山崎さんの仕事場で原稿を探していたところ、その作品の下書きのコピーが出てきました。「あれ、どこかで見たような…」
『ほんとの気持ち 第1話ふしぎふしぎ』！ 『ほんとの気持ち』が『ふしぎふしぎ』に改題された可能性もあるだろうと思っていましたが、拍子抜け。
商業誌のマンガは作家と編集者の共同作業の一面もありますが、『ほんとの気持ち』というタイトルで連載されていたら、違った作品になったかもしれませんね。
とりあえず、もやもやは晴れました。
